ニキビ跡を治療する方法はいくつもありますが、その中の1つがダイオードレーザーを使用したニキビ跡治療です。
ここではダイオードレーザーのニキビ跡治療の効果のついてまとめてみましょう。
ダイオードレーザーとは?!
ダイオードレーザーとは半導体を使った性質により、波長を変えることができる器用なレーザーになります。
ダイオードレーザーは色々な用途に使用されています。
800~820nmの波長では、メラニン系色素沈着や脱毛に効果的です。
532nmではヘモグロビンの赤い色素に吸収されて、瞬間的に色素を破壊する効果があります。
そのため赤いあざ、血管腫、毛細血管拡張症、赤みのあるニキビ跡の色素沈着の治療に有効になっています。
ダイオードレーザーは色素の反応するため、色素がないところにはどんなにダイオードレーザーを当てても肌に作用することはありません。
ニキビ跡に効果のあるダイオードレーザー
赤みのあるニキビ跡に効果のあるダイオードレーザーですが、ヘモグロビンが原因のヘモ系色素沈着によるニキビ跡に効果があるということです。
ヘモ系ニキビ跡は、皮膚の層を押すと、赤紫、赤茶色、赤黒く見えることがあります。
ニキビ跡に使用されるダイオードレーザーは赤に合う波長で、赤い色素つまりヘモグロビンに吸収されます。
次の瞬間的にレーザーの光エネルギーが熱エネルギーに変わります。
熱エネルギーによって赤い色素が破壊されます。
肌の奥の赤い色素のみが破壊されるので、肌の表面はほとんど無傷です。
ダイオードレーザーのメリットとは?!
ダイオードレーザーによるニキビ跡治療のメリットは、目立つ赤みのあるニキビ跡を一瞬でくすませることができるという点でしょう。
ダイオードレーザーによる治療はトータルでも20~30分程度で、肌の表面へのダメージはなく、ガーゼや絆創膏などでの保護も必要ありません。
さらに黒ずみや炎症系のニキビの色素沈着に対しても反応するので、ニキビ跡以外のトラブルにもおすすめです。