ニキビを治す方法はいくつかありますが、その1つがニキビの中にたまった膿を出す、排膿です。
ここではニキビの排膿について解説してみましょう。
ニキビ治療で行われる排膿とは?!
炎症が強いニキビ治療で行われる排膿とはいったいどのようなものでしょうか?
排膿はニキビを外科的に取り除く方法であり、治療方法はいたってシンプルです。
ニキビをピンセットやメスのようなとがった器具で切り裂き芯や膿を取り出す方法になります。
ニキビは芯をとることで再発を防ぎ、ニキビの悪化を防ぐことができます。
ニキビに膿が溜まっている状態とは?!
ニキビの中に溜まっている白い膿は、ニキビの芯とも呼ばれています。
その膿は毛穴周辺に蓄積された角栓になります。
この膿を外に排出する排膿は、ニキビを悪化させてしまうリスクもあるので十分に注意しなければなりません。
どんなに手を洗っても爪の間には殺菌がいるため、気を付けなければなりません。
排膿をする場合には、コメドプッシャーや針など器具を完全に殺菌してから使用する必要があります。
排膿するとニキビの治りは早くなるの?!
ニキビの膿を全部外に出してしまえば、ニキビの治りは早くなると言われています。
ただ排膿する時に注意しておきたいのが、全部出し切ることです。
全部出し切らなければ結局は意味がなく、傷口から菌が繁殖してしまうこともあるので、さらなるニキビの悪化を招いてしまう恐れもあるでしょう。
ニキビの膿を出すのに失敗してしまうと、同じ場所に繰り返し炎症を起こしてしまうことになるので、色素沈着、ニキビ跡になるリスクが増えることになります。
失敗してしまうと、ニキビ跡にもなりやすいので注意が必要でしょう。
確実に排膿してニキビを治したいのであれば、自分でやるのではなく、皮膚科や美容外科などでの治療がおすすめです。
さらに排膿処置に合わせて抗生物質や防カビ剤、ピーリング剤などの塗り薬も併用するとよいでしょう。