ニキビ跡の治療と洗顔方法には、なんらかの関係があるの?
ニキビ跡には、紫色などの色素沈着を起こしたものや、ちょっとした凹みになってしまったものなど、いろいろなタイプがあります。
大きなクレータータイプのニキビ跡ほどでなければ、ある程度は自宅でのセルフケアで目立たないようにすることができます。
自宅でできるセルフケアのひとつに、正しい洗顔があることをご存知でしょうか?
顔を洗うことでニキビ跡の治療ができるなんて、と半信半疑の方が多いかもしれませんね。
しかし、正しい洗顔を行うことは、ニキビ跡の治療にとても効果があるのです。
ニキビ跡に効果的な洗顔方法:回数と水温は?
ニキビ跡の効果的な治療を行う洗顔方法には、いくつかのルールがあります。
まずは、洗顔を行う回数を1日あたり2回までとすること。
ニキビ跡の治療であれば、できるだけ清潔に保ちたいと思うものですが、過度な洗顔を行うと皮膚の自然なターンオーバーを阻害してしまい、かえって逆効果になります。
また、洗顔を行う際には、ちょっとぬるいと感じる温度が適しています。
具体的には、36度から38度程度の水温がいいでしょう。
水温が高すぎたり、逆に低すぎたりすると、ニキビ跡の回復を遅らせてしまいます。
ニキビ跡に効果的な洗顔方法:どのように洗う?
まず洗顔フォームをきちんと泡立てること。
指の腹を使って、丁寧にやさしく行いましょう。
手のひらで患部を触ると炎症が再発する恐れがあるので、泡を軽くつける程度でかまいません。
洗う時には、皮脂の分泌の多いTゾーンは念入りに、逆に皮脂があまり出ない目や口の周りは軽く洗うようにしてください。
そして、きちんと洗い落とすこともお忘れなく。
洗い残しがあると雑菌が繁殖してしまい、肌のトラブルを引き起こしてしまいます。
洗顔が終わったら、低刺激の化粧水などできちんと保湿を。
乾燥が気になる季節であれば、パックを追加するとより効果的でしょう。